CKA, CKAD 受験記録


CKA(Certified Kubernetes Administrator), CKAD(Certified Kubernetes Application Developer)という Kubernetes の認定資格があります。 Cloud Native Computing Foundation(CNCF) が提供しており、これまでの CKA の受験者数は 2019年3月時点で 9000 人以上だと言われています。 今回これら CKA, CKAD に合格したので、それまでにやったことを紹介します。

受験した CKA, CKAD はいずれも curriculum v1.17 です。

試験までにやったこと

Candidate Handbookcncf/curriculum を熟読

Udemy の Certified Kubernetes Administrator (CKA) with Practice Tests, Kubernetes Certified Application Developer (CKAD) with Tests コース

  • 1週目 解説動画 + KODEKLOUD の Practice Test + Mock Test
  • 2週目 Practice Test + Mock Test

公式ドキュメント

  • Tasks > Administrator を流し読みした
  • VM 立てて kubeadm で master + worker ノード構成でクラスタ作った

mmumshad/kubernetes-the-hard-way(Vagrant + Virtualbox 版)

  • 1週目 コピペでクラスタ構築
  • 2周目 コマンドの意味を理解しつつコピペまたは写経クラスタ構築 本番が master 1 node 構成だったので それに合わせて master-2 は除いた

kubectl explain <resource> でどんなパラメタがあるか流し読み

当日準備

自宅で受験しました。 疑われては面倒なのでカメラに余計なものが映らないよう部屋の整理整頓をしました。

机上には以下の物のみ置くようにしました。

  • ラップトップ(Dell XPS 13 9380)
  • ディスプレイ + カメラ(Elecom 外付け USB カメラ)
  • USB-C アダプタ
  • マウス
  • 電源コード

開始15分前に ポータル画面 へアクセスしました。 数分経ってからリロードしても Take Exam のステータスが変わらなかったのでどうしようかなと思いつつ、 ハンドブックにあったリンクから psi の試験ページへ飛べたのを思い出しました。 あやふやですが compatibility check tool のページを開くと試験前のページへリダイレクトされて Take Exam という緑色のボタンがあったので、それをクリックして試験ページを開いた記憶があります。 他の受験者のブログでもここのステータスが試験直前になっても変わらないってあったので、 ここだけ見ていても駄目なのかもしれないです。

受験の流れ

CKA, CKAD いずれも試験開始までの流れは同じです。 順番はあやふやですが覚えている限りチャットで以下のやり取りをしました。

  • 「デスクトップを共有してください」
  • 「カメラを共有してください。〇〇をクリックしカメラの映像を確認してください。」
  • 「Identification を見せてください」 パスポートとクレジットカードを同時にウェブカメラで写した
  • 「机全体をカメラで写してください」
  • 「正面を見せて下さい」
  • 「このページを開いているタブ以外のタブを閉じてください」
  • 「chrome 以外の起動しているアプリを閉じてください」
  • 「OS は何ですか?」 「Ubuntu 19.10」 と答えた
  • 「System Monitor を開いてください」 System Monitor ってなんだ…って思って chrome 上にあるものか?と考えつつわからなかったので 「ok?」 と聞くと「まだ開かれてないよ」って言われたので、何かなーってところで プロセス見たいのかと気付き、ランチャーからシステムモニターを開いた
  • 「System Monitor を開いたままにしてください」 多分変なプロセスが立ってないかを数分置いて確認したいんだと思う
  • 諸注意が流れる
  • 「他に質問は無いですか?」
  • 問題文とターミナルが表示され試験開始

ハプニング

試験開始から5分経過したあたりで誤って試験タブを閉じてしまいました。 普段ターミナル操作では、カーソル前の単語を削除するのに C-w のキーバインドを使います。 左に問題文、右にターミナルという構成になっていて 恐らく左の問題文にカーソルがあたっているときに C-w を押してしまったのだと思います。 焦りつつも直ぐに復帰すると 「Welcome back!」とチャットメッセージが着て 続けられるのかなと不安でしたが、問題なく問題文・ターミナルに再接続できたのでそのまま続行しました。 それ以降は C-w を叩かないように気をつけました(まぁ何回か使ったけど…)。 一時的に Chrome のショートカットを無効にできればよかったのですが、Chrome 拡張でできるかも‥?(How to disable a Chrome keyboard shortcut

誤って余分なタブを開いてしまったのが 3 回ありましたが、ページが表示されないうちに閉じました。 何も言われなかったので多分大丈夫。

所感

使用するツールが普段と違うのと変なコマンド叩いたら試験のセッションが終わる… という不安を抱えながらターミナル操作するのが辛かったです。 普段の開発には guake + tmux を使っていて、 試験でも同様の環境で操作できたら…と思っていたけれど、以下の理由から止めました。

  • tmux と chrome のキーバインドの衝突。 特に prefix を C-t にしているので、都度タブが開かれるのでは…と心配していました。 なるべく不安ごとはなくしたいので、ここややむなし…
  • dotfiles を使いたかったけど、勝手に外部からインストールしていいんだろうか…? 確か handbook に禁止と書いてあったような…

C-d でログアウトしてターミナルセッションを閉じないように気をつけるのも辛かったです。 他ノードへ ssh login してログアウトする際にはログイン中のホスト名を数回目視確認して C-d を押してました。

結果 CKA はスコア 96% で合格できました。 全問理解できたけど単純に自分が書き方を知らなかったために確実に解けてない問題が1つ、 出力形式が不安な問題が2つありました。

CKAD のスコアは 78% でした。 CKA 受験から2週間後に受けたのと、あれくらいの難易度ならーと高をくくっていたのであまりスコアはよくありませんでした。 CKA が3時間24問、CKAD が2時間19問で、1問あたりに掛けられる時間は割り算で CKA: 7.5 分, CKAD: 6.3 分です。 それさえも事前に調べてなかったので1問目からゆっくり解いて、全部解き終わったときには残り時間が5分でした。 完全に時間配分をミスってしまい見直しができなかったので単純ミスで数問落としたかと‥。 試験終了時は正直落ちてもおかしくはないなと思いましたが、受かってホッとしました。